ニッセン・クレジットサービス株式会社 様
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ニッセン・クレジットサービス株式会社について
通信販売大手のニッセンと米国GE(ゼネラル・エレクトリック)の共同出資により「ニッセン・ジー・イー・クレジット」として2000年10月に設立された金融サービス会社。2016年12月、GEの保有する当社株式が、株式会社SBI新生銀行に譲渡されたことに伴い、2017年6月1日付で社名をニッセン・クレジットサービス株式会社に変更。国内通販大手の株式会社ニッセンが通信販売で培ったマーケティングやコールセンターなどのビジネス・ノウハウと、リテールバンキングの分野で先進的な商品・サービスを提供してきた新生銀行グループの幅広い経験を融合した金融サービス会社として発足した。
「マジカルクラブTカードJCB」はニッセン通販のほか、全国のJCB加盟店で利用できるほか、国内最大級の共通ポイントである「Tポイント」機能も備え、カード会員のポイント活用にも貢献している。
ニッセン通販顧客兼カード会員を対象とした保険加入販促を実施
ニッセン・クレジットサービスでは、ニッセン通販顧客のうちマジカルクラブ T カード会員から、施策実施担当者が過去の経験をベースに対象となるセグメントを抽出し、保険加入促進の施策(テレマーケティング)を実施していたが、保険加入数を向上させるため、成約率の高い顧客を効率的に抽出することが課題となっていた。この課題を解決するためにテンソル・コンサルティングが提供する予測型プロファイリングツールの予測機能に着目し採用を決定した。
予測型プロファイリングツールにより、自社で保険加入予測モデルを構築
予測型プロファイリングツールは、対象となる会員の属性情報や、購買履歴データといった標準的なデータで機能するため、大規模のシステム的な作業を必要とすることなく、マジカルクラブTカード会員の属性データと過去の通販購買履歴データを予測型プロファイリングツールに入力することで、テレマーケティングのターゲットを抽出するための保険加入予測モデルを自社で構築することが可能となった。
予測型プロファイリングツールにより、効率的に施策対象ターゲットを抽出
予測型プロファイリングツールの出力する評価指標により、構築したモデルの予測精度の有効性を確認し、予測反応率の高いターゲット層の特徴を絞り込んで、効率的に施策対象ターゲットの抽出が可能となった。そして本ツールで保険代理店としてのターゲット層をいち早く簡単に絞り込めることで、マーケティングコストの大幅削減に成功した。
今後も継続的に予測型プロファイリングツールを使用し実績データを増やしていくことで、保険加入の可能性が高い顧客の理解を深めながらさらに保険加入予測モデルの精度を上げ、保険加入者数が向上することを期待している。